歌詞集
『正体は?』
作詞:わたなべぎゃう
夜のとなりはなんだろな
すてきなことがあんだろな
彼はいつでも病んでるな
来ない何かを待ってるな
恋の終わりはなんだろな
自由なことがあんだろな
彼女はいつも泣いてるな
さては自分に酔ってるな
なんだろな
踊るあたしはなんだろな
なんだろな
踊るあんたはなんだろな
昨日の夢はなんだろな
やましいことがあんだろな
いつでも奥歯噛んでるな
我慢ばっかでやんなるな
なんだろな
踊るあたしはなんだろな
なんだろな
踊るあんたはなんだろな
大事なものはなんだろな
口先だけでやんなるな
何も知らずによく言うな
おまえに何がわかるんだ?
なんだろな
踊るあたしはなんだろな
なんだろな
踊るあんたはなんだろな
なんだろな
踊るあんたの正体は?
なんだろな
踊るあたしもなんだろな
『TAXiii』
作詞:わたなべぎゃう
急がない あせらない
まっ赤なランプどうせ消えない
はしゃがない うかれない
だけどやっぱり天国がすき
あなたのタクシーで この世の果てにいくの
あなたのタクシーが つまらないなら
やっぱ、降りちゃおう
裏がない 人いない
きっと後ろになんかあるはず
見てみたい 見てみたい
両手をあげて呼び止めてみる
あなたのタクシーで この世の果てにいくの
あなたのタクシーが つまらないなら
やっぱ、降りちゃおう
待ち伏せしてる 待ち伏せしてる
つまらないものたとえば時計だ
アクセル鳴らせ アクセル鳴らせ
気持ちいいとこつれてって、よ
あなたのタクシーで この世の果てにいくの
あなたのタクシーが つまらないなら
もう、降りる
あなたのタクシーは あたしを乗せてこの世の果てに
約束なんかないし、つまらなければ
やっぱ、降りちゃおう
『宣戦布告』
作詞:わたなべぎゃう
悪口ばっかり言ってても
お空はなんにも晴れません
ため息ばっかり聞かせても
お花はなんにも踊りません
頭の右はじで
センチメンタルねじまげて
それでもだめならつぶやくよ
馬鹿にしないでね
大きなお世話が重すぎて
なんだか上手に歩けません
あなたのためだと言われても
まったくその気になれません
大人になるより手前で
センチメンタルねじまげて
それでもだめならつぶやくよ
馬鹿にしないでね
『ロマンチックドーナツ』
作詞:わたなべぎゃう
ロマンチックなドーナツ回す
ムビノンムビノン くらくらする
期待外れの曲をかけてください
いらない ご機嫌ななめ
狙いどおりに皮を剥いであげる
開く 心のドア
赤い糸なんて信じないあなた
笑う 笑う 今夜もブギーバック
アカネイロは何色
17才が遠くでゆれる
あくびしてる間に
見逃せばもう2度とこない
ロマンチックなドーナツ回す
ムビノンムビノン くらくらする
期待外れの曲をかけてください
いらない ご機嫌ななめ
狙いどおりに皮を剥いであげる
開く 心のドア
赤い糸なんて信じないあなた
笑う 笑う 今夜もブギーバック
あー、まだ少しシビれる
ひとつしかない頭が迷子
アーモンドみたい その目で
見逃せはもう2度とこない
ロマンチックなドーナツ回す
ムビノンムビノン くらくらする
期待外れの曲をかけてください
いらない ご機嫌ななめ
狙いどおりに皮を剥いであげる
開く 心のドア
赤い糸なんて信じないあなた
笑う 笑う 今夜もブギーバック
赤い糸なんて信じない2人
笑う 笑う 今夜もブギーバック
『あ、い、ま、い』
作詞:わたなべぎゃう
曖昧 そうよ
曖昧 なのよ
曖昧 なふたり
曖昧 だけど
曖昧 がいい
曖昧 なふたり
曖昧 なの まだ
曖昧 でしょ まだ
曖昧 なの まだ
曖昧 でも すき
曖昧 そうよ
曖昧 なのよ
曖昧 なふたり
曖昧 すぎて
曖昧 がいい
曖昧 なふたり
曖昧 なの まだ
曖昧 でしょ まだ
曖昧 だよね まだ
曖昧 じゃなきゃ こわい
曖昧 なままで いいの
曖昧 なままで いたい
曖昧 なままが いいの
曖昧 なまま 好きでいたい
『心に悪魔が』
作詞:わたなべぎゃう
海が見れれば それでよかった
隣りにいるのは 誰でもよかった
だって、どうせ満たされない
心の中には悪魔がいるのよ
誰のものでも 別によかった
あたしのことを 好きならよかった
だって、どうせ満たされない
心の中には悪魔がいるのよ
ほんとのことは誰にも言わない
質問されても絶対言わない
あたしのほんとは誰にも言わない
あんたになんか絶対に
必要なのは 愛じゃなかった
今ならわかる だけどどうしようもない
だって、どうせ満たされない
心の中には悪魔がいるのよ
『カラス鳴く』
作詞:わたなべぎゃう
山の向こうに夕日が落ちて
夜がくる前に
腫れたまぶたを乾かしながら
鼻歌うたおう
いつまでも変わらない
強いもの 今ください
バイバイさよならまた明日ね
カラス鳴くから帰りましょ
バイバイさよならまた明日ね
あなたのことは忘れないよ
一度限りの幸せなんて
さみしすぎるけど
頭いいからかなしくなるの
あの子とは違う
いつまでも続いてく
そんなもの まだ探して
バイバイさよならまた明日ね
カラス鳴くから帰りましょ
バイバイさよならまた明日ね
あなたのことは忘れないよ
バイバイさよならまた明日ね
一度限りでかまわない
バイバイさよならまた明日ね
あなたのことは忘れないよ
『けものみち』
作詞:わたなべぎゃう
ごみ箱いつも探してた
いらないものが多すぎる
重くなってる もういやだ
いらないものが多すぎる
あーこりゃまた間違えた
調子いいこと言い過ぎて
あーこりゃまた間違えた
赤い夕日に睨まれる
だんだん ずり足 けものみち
泣いてばかりもいられない
さんざんわがまま言った後で
知らん顔して帰ります
なかよしこよし大嫌い
ひとり離れて歩きたい
お手手つないで帰れない
あなたのことは好きだけど
あーこりゃまた間違えた
勢いだけに流されて
あーこりゃまた間違えた
赤い夕日が睨んでる
だんだん ちくちく いばらみち
泣いてばかりもいられない
ぽっかり空いてる胸の穴から
涙が今日もあふれます
変われるものならば
変わりたいなと思うけど
変われるものならば
あたしこんなところにもういない
まったく いつでも けものみち
泣いてばかりもいられない
ぽっかり空いてる胸の穴から
涙が今日もあふれます
やっぱりあなたが好きだけど
お手手つないで帰れない
さんざんわがまま言った後で
知らん顔して帰ります
知らん顔して帰ります
『ライクアベイビー』
作詞:わたなべぎゃう
余計なことは喋らない
大事なことが多すぎて
どうせ言っても意味がない
乾いた胸でベルが鳴る
ライクアベイビー
何にもないのに泣いているような
ライクアベイビー
見逃したまま戻らない
昨日の夜に忘れもの
伝える術が何もない
このまま遠くなっていく
ライクアベイビー
何にもないのに泣いているような
ライクアベイビー
力尽きたら動けない
沈む体に朝が来る
どうせ何にも変わらないなら
このまま消えてしまえばいい
ライクアベイビー
何にもないのに泣いているような
ライクアベイビー
『高校生でした』
作詞:わたなべぎゃう
せまいところで会いました
何も選べぬ箱の中
だけどほんとに好きでした
そのことだけはわかってね
偶然ひとつあるたびに
思い込みたいお年頃
運命はほらすぐそこに
あるものだって思ってた
あたしの心だけまだ
あの頃のまま泣いている
何にも欲しくないけど
そのことだけはわかってね
かなしいこともありました
バスにゆられて雨の中
大事にしたいことよりも
わかってほしいことだらけ
あたしの心だけまだ
あの頃のまま泣いている
何にも欲しくないけど
そのことだけはわかってね
時が三年たちました
口も聞かずにそのままで
だけどほんとに好きでした
そのことだけはわかってね
あたしの心だけまだ
あの頃のまま泣いている
何にも欲しくないけど
そのことだけはわかってね
『9411』
作詞:わたなべぎゃう
9411
9411
9411
錆びついたドアに貼りついてる
東向きこの部屋のNo.
9411
9411
9411
沈黙の後の青空みたいな
煙を染み込んでる天井
9411
9411
9411
黄色い電話が鳴り響いて
あの日はひたすら笑っていた
ノックの音には気づかなかった
ノックの音には気づかなかった